楽しもうとするから楽しめる
厳冬の越後湯沢は豪雪の地。そんな環境で一晩過ごすためにはどうすれば良いか。テントを立てますか。それともハンモック!? いいえ、たくさんある雪を利用すれば良いのです。雪を使って大きくて快適なシェルターをみんなで作りましょう!
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雪は多くの空気を含んだ細かい氷の集まりです。雪でシェルターを作ることは、0度の分厚い空気の層を作ることであり、仮に外気温が-10度の吹雪となっても、内部は0度のまま変わりません。そこに暖かい寝袋とマットを持ち込めば、厳冬の雪山でも快適に暖かく過ごすことができます!
まずは、雪を盛ります。効率良く空洞を作るために、内部には防水対策をした荷物を詰め、積み上げた雪から掘り出して空洞を作ります。そして内部の形状を整えます。文章に書けばたった数行。しかし、これが大変!人が中で快適に過ごせる高さまで雪を盛るのは重労働。中を掘り進めて整えるのも重労働。クタクタになります!
ではなぜ、そんなことを研修で行うのか。それは、この研修で行うプロセスが仕事に通じているからです。仕事は楽しいことだけですか。つまらないことや、地味で大変なこともありますよね。そんな時、「めんどくさいや」と辞めてしまいますか。スコップを投げてしまいますか。いや、そんな時こそ楽しんだり粘り強く取り組んでほしいですよね。この研修は”楽しもうとするから楽しめる”という事実を体感的に学ぶ絶好の機会です。頑張った先には大感動が待っています。
この研修を実施するために必要な、防水性の高い衣服や暖かい冬用の寝袋、雪の冷たさを遮断するマット、丈夫なショベルなどは、全てレンタルすることができます。
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巨大なかまくらにみんなで泊まる。それはもうすごい体験です。雪を掘り続けるタフさ、大変な状況も楽しむメンタル、そして、体験の共有から生まれる仲間との絆や信頼関係。どれもこの研修だからこそ得ることのできるものです。さあ一緒に一生忘れられない経験をしましょう!