原体験が与えてくれるもの
この研修では創意工夫が求められます。会場となるキャンプ場にはトイレや水道などの設備はありますが、それ以外は自然のまま。その大自然の中、限られた道具だけで1泊2日過ごします。キャンプを通した研修は他にも存在しますが、私たちのご提案するサバイバルキャンプは、個人の力を高めるという明確な意図があります。
.
テントの代わりにブルーシートを使います。雨除けのタープを張り、その下にハンモックを作って一夜を過ごします。ガスバーナーも使いません。拾い集めた枝を使って火を起こし、食材を串に刺して焼きます。
こんなことをあえて研修で行う理由。それは便利さを極力減らした環境でこそ、仕事に生きる力を身に付けられるからです。どの行程も、仲間と協力して目の前のことに集中する必要があります。SNSチェックの暇はありません。限られた道具しかない中で、"無いこと" を嘆いても何も解決されません。むしろ、限られていること、創意工夫できることを、楽しむ必要があります。このようなマインドは仕事においても非常に大切です。
この研修では、私たちの遺伝子に刻み込まれ生活の在り方を追体験します。現代の様な文明社会に人類が生きるようになってわずか数百年。インフラが整った生活はほんの数十年。急速に発展した文明は、私たちに本来備わっていた野生的な力を奪ってしまっています。本来 “ ヒト “ と言う動物が何万年も営んだ生活を体験することによって、強い生命力や、創意工夫する力、仲間と協力する力、責任感などを高めることができます。
そこにいる仲間と意思疎通を図り、目の前のものを使って創意工夫する。困難を悲観するのではなく力強く乗り越える。そうやって人類は力を高めてきました。この研修は、私たちが本来持っている強さを引き出す最高の舞台となります。
.
私たち一人ひとりが持っている根源的強さは、現代社会の中でタフに働き、生きるためにも必要な力です。1泊2日の中で、何を感じ何を得るかは一人ひとり違うでしょう。だからこそ参加する意義があります。さあ、あなただけの答えを見つけに行きましょう!